【 備 中 】
鵜江神社
− うのえ じんじゃ −
鎮座地
岡山県小田郡矢掛町西川面 (字 宮本町)   
祭神

吉備津彦命(キビツヒコノ ミコト) 
 ※ 『大日本史』では楽楽森彦命(ササモリヒコノ ミコト)とされる  

創建

  

由緒

仁徳天皇の勅令により吉備津神社の5社の神殿が創建されたその1社として建立され、創建は1600年以前とされ特に別宮と称せられた。

現在の本殿は、永禄7年(1564)西川面城山城主渡邊河内守藤原資家の寄進により再建される。(棟札現有)また、仁徳天皇が当神社に立ち寄られたことが小田郡誌に見える。
明治40年1月神饌幣帛料供進神社に指定された。本殿は創建以降11回の屋根葺き替えを行っている。

鵜江の由来は吉備津彦命が崩御され、御体を中山の南峰に埋葬するとき、御棺が鳴動し1羽の鵜(荒魂)が西方に飛び出て、その止まる所(当地)を鵜の里と称し、吉備津彦命の荒魂を鎮め奉らんと神社を建立した事による。

-岡山県神社庁HPより-

[ 詳細 ]

御利益
五穀豊穣・家内安全・病気平癒・学業成就 
駐車場
なし
アクセス
井原鉄道・矢掛駅から徒歩約40分。
川面農協前バス停から徒歩約7分。 川面バス停から徒歩約17分。 
備考

備中国式内社。 岡山県神社庁加盟。

参詣日
06/3/14 (06/10/14 UP)

■コメント
この神社は式内社・鵜江神社とされています。
吉備津彦の死後、棺より飛び出た鵜が止まった場所に建立されとされる伝説を持つ神社。 そのため祭神は吉備津彦命であるが、楽楽森彦命とする説もあるようです。
元々、鵜が止まり神社が建てられたのは、同町東川面にある大元鵜江神社であるようで、その後何らかの事情で現在の地に遷座されたようです。
また、同町小林の鵜江(ウコウ)神社は大元鵜江神社の、同町宇内の鵜成神社は鵜江神社のそれぞれ分社であるようです。

この神社の北方500メートルほどのところの東川面の字川田には木野山神社があり、その磐座の遥拝所らしき場所から土器(有脚小杯)が出土し、鵜江神社の古代祭祀跡ではないかともいわれています。

境内の南に約700メートルほど行ったところ、国道486号川面バス停(セブンイレブン近く)より北へ200メートルほど入ったところに鵜江神社の鳥居が建っています。 すぐ後ろには井原線の高架があります。 国道486号には小さいですが案内標識が建てられています。

社名ですが、ウノエと読みますが、通称ウゴウとも呼ばれています。延喜式では『ウエノジンジャ』とされています。
また、かつてはウエジンジャ、卯之宮(ウノミヤ)大明神、宇野宮(ウノミヤ)大明神とも称されたことがありました。  

【 社頭 注連鳥居 】


【 社頭 鳥居 】


【 社頭 鳥居 】

 
【 社頭 狛犬 】
  
 
【 神門・回廊 】

 境内に入ると正面に神門、そして拝殿へと
回廊が続きます。


【 神門・回廊 】
 
 
 
 
【 手水舎 】


【 拝殿 】
 

【 拝殿 】

   
 
 
【 本殿 】

朱色で真っ赤に塗られた珍しい本殿。
やや色褪せています。
 
【 拝殿 】


【 社務所 】

 
【 境内社 その1 】

境内には小さな境内社がいくつもあります。
 
【 境内社 その2 】

 
 
【 境内社 その3 】

 
【 境内社 その4 】

 
【 境内社 その6 】

 
【 境内社 その7 】
 

【 御神木 】


 
 
【 境内社 その8 】

左 の写真の御神木の横にあります。
御神木を祀ってあるのでしょうか?
 
【 池 】

庭園風の池がありますが、水が完全になくなっています。
 
【 境内全景 】
 

 

【 境内全景 】

 
 
【 境内全景 】
 
 

【 参道 西川面の大鳥居 】

 
国道486号の川面バス停から北へ200メートルへと
入った所、 井原線の高架の少し南にあります。
 
【 参道 西川面の大鳥居 】
 


 
【 参道 西川面の大鳥居 】
 
国道486号には小さな案内標識があります。
セブンイレブンの近く。



 

鵜江神社 −うのえ じんじゃ−