【 備 中 】
太老神社
− たろう じんじゃ −
鎮座地
岡山県浅口市金光町上竹 (字 阿坂)   ※旧・浅口郡金光町       
祭神

天鈿女命(アメノウズメノ ミコト) 、 岐神(クナドノ カミ) 

創建
慶長6(1601)年9月15日  
由緒

もとは上竹の阿坂の奥にあった中之坊吉祥院の鎮護神であったが、神託があって、慶長11(1606)年9月15日に現在地に遷宮したものと伝えられている。
文久年間(1861〜1864)に火災のため、文書記録が消失して由緒は不明の点が多い。

  - 岡山県神社庁HPより -  [ 詳細 ]  

御利益
技芸成就・商売繁盛・厄除け・延命長寿・安産 
駐車場
備南街道沿いの参道口に2台ほど、境内に数台駐車可。 ※境内へは裏道から車で登る。
アクセス
JR金光駅から北西へ約4km。   
備考

岡山県神社庁加盟。  

参詣日

2004/12/17 (2006/2/23 UP)

■コメント
なんといってもこの神社は、アニメ『天地無用』の主人公の祖父が神主を務める神社のモデルとなっていることでファンの間で全国的に有名です。
このアニメの原作者はこの付近の出身だそうで、このアニメには県南東部の地名がキャラクター名などでたくさん出てきます。
またこの神社のように風景や建物のモデルも多数あるようです。 そのためファンの間では県内ゆかりのある地を巡る"巡礼"が行われており、たびたびファンが参詣します。
この神社は天地無用の"聖地"であり、ファンの交流帳などもおいてあります。


阿坂の備南広域農道(備南街道)から境内までおよそ300メートル程の急峻な参道には石段が整備されています。江戸時代には広く近隣諸村の人々の信仰を集めていたようで、石鳥居・狛犬・灯籠・手水鉢が現存しており、江戸時代の刻銘がみられます。
拝殿は、5間×3間の入母屋造、本瓦葺で唐破風造の向拝。本殿は、総欅の一間社日吉造、銅板葺。拝殿、本殿の向拝には龍や鷲の彫刻があり、最も隆盛であった時代に再建されたものであろうと推測されます。
例祭には、子供による相撲が奉納されるそうです。
 

【 参道口 】

写真で、少し高いところに左右にガードレールが
見えますが、備南広域農道が通っています。

【 参道口 】

備南広域農道沿いに参道の石段の登り口。
写真すぐ左に2台ほどの小さな駐車スペースあり。
 
【 礎石? 】

何かの礎石と思われます。
上の写真の石橋の近く。

【 境内 】

 


【 拝殿 】

 工事中のようで赤いパイロンがあります。
 
【 拝殿 】

  
 
【 拝殿内部 】

  


【アニメ天地無用ファン交流帳 】

心無い人が持ち去ったりするようですが、
見終わったら元のところへ片付けましょう。
 
【 本殿 】
 
 拝殿の背後の少し高いところに本殿。
 
【 本殿

流れ造りの本殿。

【 石 】

本殿の左前。
祀られているので、磐座?

【 狛犬?キツネの眷属?

本殿の前側に。 これは狛犬か、キツネか?
 稲荷ではないのでキツネでは無いと思うが・・・
 
【 社務所 】

 
 
【 境内社

本殿の右後ろの方にあります。 こちらも少し高い位置に。  
 
【 境内社の前】

  境内社に登る石段の右に小さな祠があります。

【 境内社

詳細は不明です。
 
【 境内社 磐座? 】

境内社は大きな石の上にありました。 磐座か?
 
【 境内の様子

 裏から車で回って来れます。 境内にも駐車可。
   
【 阿坂地区 】

 社殿は北向き。 境内から北側を見たところ。
写真中央を左右に山陽自動車道が通っています。
【 旧参道

境内の裏にはさらに石段があります。

 
【 旧参道 鳥居 】

かなり荒れた道を進んでいると、鳥居が見えてきます。
 
【 旧参道 鳥居

この鳥居には神社名が書かれています。
 
【 旧参道 】

鳥居を越えると下り坂になりますが、もっと荒れた道に。
どうやらこれは今は使われない昔の参道のようです。
以前は鎮座する山の南側からも参道があったようです。