【 備 中 】
大元鵜江神社
− おおもと うごう(うこう) じんじゃ −
鎮座地
岡山県小田郡矢掛町東川面1806      
祭神

吉備津彦命(キビツヒコノ ミコト)、宇良御玉神(ウラノミタマノ カミ)
相殿:天之御中主命(アメノミナカノヌシノ ミコト)    

創建

  

由緒

口碑によれば、吉備津彦命を中山の南峯に斂葬した時、お棺が鳴動して鵜が一羽飛び出し西方に翔った。その止った処を鵜江神社とする、と伝えている。その後、北辰北斗星も祭れる縁由により、大元星王宮と改称したといわれる。
この大元星王宮が明治4年の社格(村社)決定時に、往古に復し大元鵜江神社に改められた。

地元では、この大元鵜江神社が、式内社である西川面鎮座の鵜江神社の本来の鎮座地であったとされている。
この大元鵜江神社が鎮座している地は、『星の峰』と呼ばれており、『天武天皇壬申の乱に戦勝を天に祈る時に、星光降ること雨のごとく、その音雷の如し、当社の山内に落つ、故に名づけて星の峰と称す』といわれ、隕石落下の伝承がある。これが星王宮の名の由来とされる。

宮司の鳥越氏は下道国造の後裔と伝えられており、明治初年までその本家筋が式内社・鵜江神社の神職を勤めた。

ちなみに、往古の火災によって宝物・旧書を失っている。
また、同町小林の鵜江神社、宇内の鵜成神社はこの神社の分社とされる。   

-岡山県神社庁HP、式内社調査報告より-

[ 詳細 ]

御利益
家内安全・身体健康・五穀豊穣  
駐車場
30台程度あり
アクセス
川面農協前バス停から徒歩約15分。矢掛駅から徒歩約40分。   
備考

式内社。 岡山県神社庁加盟

参詣日
06/3/24 (07/03/08 UP)

■コメント 
西川面に鎮座する式内・鵜江神社が最初に鎮座していたとする場所にある神社。 西川面の隣の地区である東川面に鎮座し、西川面の鵜江神社から星田川を越えて北西に800mほどのところの『星の峰』と呼ばれる山の山裾に鎮座している。

参道の石段の上がり口に小さな庭園のような場所があり、小さな境内社や地神碑がある。
境内はそんなに広くないが、拝殿は比較的新しい。本殿もなかなか立派。高い位置にあるので周囲の山や平地が見渡せる。 

【 参道口 】

参道の石段の上がり口は、庭園のようになっている。
 

【 参道口 地神碑 】

参道口の庭園のようなところにある。
 
【 参道口 】

 なにかの礎石か?
 
【 参道口 境内社 】

参道口の庭園のようなところにある。   
 
【 参道 鳥居 】

鳥居には、『星王宮』と書かれてある。
 
【 参道 狛犬 】
  
 
 
【 参道 随神門 】

 
 
【 境内 随神門 】
 
 大きな門をくぐれば境内へ。
 
【 境内 手水鉢 】

 
 
【 拝殿 】

拝殿は新しいようだ。
 
【 拝殿 】


【 拝殿 】

 
【 本殿 】

 
【 本殿 】



【 境内社 】

 
【 境内社 】

 
【 境内社 】

 
 
【 境内社 】
 


【 境内社 】

 
【 土俵 】

 
【 境内の様子 】



 

【 境内からの眺め 】
 
南側を撮影。 
正面奥の山は、安倍清明ゆかりの阿部山。
[ 拡大写真 ]
 
【 境内からの眺め 】

南東側を撮影。 正面の山は加藍山、右端奥は阿部山。
 [ 拡大写真 ]
 
【 境内からの眺め 】

南西方向・小田方面。
[ 拡大写真 ]
 

大元鵜江神社  −おおもと うごう(うこう) じんじゃ−