【 備 中 】
神島神社
− こうのしま じんじゃ −
鎮座地
岡山県笠岡市神島外浦 (字 南水沖)   
祭神

神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコノ ミコト)[ 神武天皇(ジンム テンノウ) ]、興世姫命(オキヨヒメノ ミコト)  

創建
奈良時代 726(神亀3)年 
由緒

当神社は、延喜式神名帳に備中小田郡神島神社とあり、式内社である。
御祭神は神日本磐余彦命(神武天皇)と興世姫命を奉斎する。

創建は奈良時代(726)神亀3年と伝えられ、室町時代(1547)天文16年に本殿の御造営が行なわれていることが棟札によって知られる。大正15年8月15日に第6回目の改修工事を行なった。

命は、皇祖皇考神聖にして日向より東征の砌、吉備高島に8年間駐屯された。その後、海上より熊野に至り大和平定後、橿原の地に第1代践祚の大偉業を成された。妃興世姫命は、部下を率いて当地に駐留され天業を扶翼してこの地に崩御された。近郷住民は、命たちの高き尊き御神徳を畏みて一大崇敬産土神と斎き祀った。


-岡山県神社庁HPより-

[ 詳細 ]

御利益
稼業繁栄 
駐車場
なし
アクセス
正砂バス停から徒歩約2分。  
備考

備中国式内社。 岡山県神社庁加盟。

参詣日
06/3/14 (06/9/20 UP)

■コメント
延喜式内社・神島神社とされる神社。 延喜式ではカムシマと発音しますが、現在は神社名・地名ともコウノシマと発音します。

笠岡市神島外浦の海岸沿いを走る県道沿いに鎮座。 県道を挟んで目の前に瀬戸内海が広がり、高島などの笠岡諸島を臨みます。
すぐ裏は小学校。 すぐ近くには外浦港もあります。
境内はそんなに広くありませんが、社殿の他に建物が少ないので広く感じます。
また境内北西にある小高い丘の上には、かつての別当寺であった日光寺が見えます。

神日本磐余彦命(神武天皇)の他、興世姫命を祀っているので『興世明神(オキヨミョウジン)』(通称おきよさま)とも呼ばれます。

式内社調査報告によると、江戸時代には福山藩主水野氏の信仰が厚く、1691(元禄4)年に『備後国主 水野美作守』によって社殿が再建されたと言われているようです。

さらにこの神社は、瀬戸内海を挟んだ南側に見える高島の王泊地区から遷座したものとの説もあるようです。 

【 社頭 鳥居 】


【 社頭 狛犬 】


【 手水鉢 】

【 手水鉢 】
 
【 社頭 社号標 】

 

【 拝殿 】
 
 
【 拝殿 】


【 拝殿 内部 】
 

【 拝殿 内部 】

   
【 本殿 】

 
【 本殿 】


【 本殿 】

 
【 本殿 狛犬 】


 
【 社務所 】

社務所と集会所を兼ねているようです。
 
【 境内社 稲荷神社 】

 キツネの小さな人形が置いてあることから稲荷神社と
思われます。
中には何故かお飾りが詰め込まれています。  
 
【 稲荷神社 キツネ 】

境内社稲荷神社に置かれていた小さなキツネ。 
 

 
【 境内社 】

 
【 境内社 】


【 境内社 戎宮 】

 
【 境内社 戎宮 】

 
【 神庫 】

 
【 境内社 】
 
 

【 境内社 】

 
 
 
【 境内社 恵比須宮 】
 
海上安全・家内安全・商売繁盛に御利益があるそうです。
 
【 慰霊碑 】
 

 
【 高島神社碑 】
 
 [ 拡大写真 ]
 
【 注連鳥居 】
 
西側入口にあります。
 
【 狛犬 】
 

  西側入口にあります。

【 境内の様子 】
 
 
【 境内の様子 】

 
【 境内の様子 】
 
境内北西には笠岡十名山のひとつ・つがの丸山。
その下に見える丘の上には、かつて別当寺だった
日光寺が確認できます。

[ 拡大写真 ]
 
【 瀬戸内海 笠岡諸島方向 】
 
境内の目の前は瀬戸内海。
笠岡諸島の高島が見えます。


[ 拡大写真 ]
 
【 瀬戸内海 倉敷方向 】
 
[ 拡大写真 ]
 
【 瀬戸内海 福山方向 】

[ 拡大写真 ]
 

神島神社 −こうのしま じんじゃ−